結婚式場が倒産したら式が出来なくなる？頭金など返金されるか注意点も解説

ブライダルフェアに参加をしたり、式場に見学をしているプレ花嫁の方は、このように悩んでいませんか？

結婚式といえど、大きな買い物ですので、このように思う方も多いはずです。

今は不況の時代ですので、こういった事も考えておきたいですよね。

そこで、今回は、「結婚式を開催予定で、式場が倒産予定の場合、費用などの払い戻しがあるのか？」ということについてご紹介したいと思います。

結婚式場が倒産したらどうなるの？

結婚式場が倒産したらどうなるんだろう…？ってブライダルを検討している方は考えたりしますよね。

結論から言うと、結婚式場が倒産してしまった場合、それまで支払っていた費用がもどってくることは有りません。

結婚式場も、会社ですので、倒産した場合には、前払いしたお金を優先的に弁済してもらえる可能性はほとんどないと考えるべきです。

大事な式を任せるのですから、倒産が心配される式場であれば契約することを見直すべきです。

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結婚式場が倒産して、式が挙げられない？！不安な場合の対策

実際に、ご結婚式をされる新郎新婦さんで、「会場を運営している会社が倒産してしまった」というケースが有るようです。

結婚式費用の一部を振り込むことがほとんどですので、戻ってこないことになると厳しいですよね。

それでは、倒産、返金されない…という悲しい事態にならないためには、どのような対策があるのでしょうか。

結婚式費用は、「後払い」、「当日払い」にするべき

結婚式場によって支払形態は異なっているので、お気に入りの式場が、希望の支払い方法に対応しているとは限りません。

ですが、できるだけ支払いを後にすることをおすすめします。

倒産処理ですが、書類などの準備も必要ですので、2～3ヶ月かかりますし、直前に会社が倒産することを告げられることが多いです。

そして、担当のプランナーさんも、会社の状況をしっかりと把握しているとは限りません。

後払いの場合は、ブライダルローンという形で支払っていくことが多いです。

金利を払うデメリットはありますが、安心して挙式を行うことができます。

倒産リスクに備えて、ブライダルローンを検討してみることをおすすめします。

結婚式場の倒産リスクをチェックしておく

昨今の状況も有り、結婚式場の倒産は増えています。

（株）Brillia（資本金4億9560万2500円、渋谷区代々木4-31-6、代表高柳さおり氏）と、関係会社の（株）銀座プロジェクト（資本金500万円、中央区銀座1-8-19、同代表）、（株）ティアラクチュール六本木（資本金500万円、渋谷区代々木4-31-6、同代表）、（株）関西プロジェクト（資本金500万円、渋谷区代々木4-31-6、同代表）の計4社は、東京地裁へ自己破産を申請し、3月8日に破産手続き開始決定を受けた。

その他にも、2020年の3月19日にワタベウエディングの債務超過についてニュースがありましたね。

自分が希望する結婚式場については、倒産リスクがないかどうかニュースなどをチェックしておくようにしましょう。

また、打ち合わせ時や、会場を見学したときに、老朽化していたりしていないかも確認してみてください。

特に、支払いが前払いのみだったり、従業員数が減っていたりと倒産リスクが高い状況であれば注意が必要です。

少しでも良くない、不安だと感じた場合には、一度冷静になり別の会場を探した方が良いとは思います。

ブライダルフェアで一つでも多くの式場を見学する

倒産リスクが心配…という方は、ブライダルフェアで、多くの式場を見学することをおすすめします。

多くの式場を見学することで、候補をたくさん考えておくことができますよね。

最初の段階で絞ってしまっていると、計画が狂ってしまったときに、プランが崩れてしまいます。

納得がいくまで、多くのブライダルフェアで見学をしながら、じっくりと結婚式場を吟味してみてくださいね。

なお、ハナユメなどの予約サイトを通して、式場見学やフェアを予約すると、キャンペーンとしてクーポンがもらえたり、割引価格で式場予約ができるため、予算を大きく減らすことができますよ。

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基本的には頭金は戻ってこないと考えておく

基本的に会社が倒産してしまうと倒産会社の借金は0で帳消しになりますよね。

そして新郎新婦さんからいただいた金額も返金もしなくて良いということになります。

もちろん結婚式も執り行えません。

法的にお申し込み金や払込金など一切の返金も何もしなくても良いといったことになってしまうのです。

つまりは新郎新婦が払い込んだお金は現実的な話をいうと戻ってこないと考えてもいいと思います。

特に頭金や、お申し込み金は、倒産がなくても戻ってこないことがほとんどですし、結婚式費用の全部は払い戻されません。

倒産、つまり破産とはそういうことだと理解しておきましょう。

まとめ

今回は結婚式場が倒産した場合は、返金されるの？ということについてご紹介しました。

結婚式を生業としたビジネスは景気によっても左右されてしまうものですので、倒産してしまうこともありえます。

返金もされないことがほとんどです。

内金が返ってこない場合はたしかにもったいないですが、そういったこともあり得ることを頭に置きながら、安心して挙式ができる式場を探してみてくださいね。